私たちの役割は、お客様の要望を深く理解し、それを形にすることです。一からシステムを作り上げる際には、注文住宅を建てるように細かいカスタマイズが求められます。お客様と一緒に最適なシステムを作り上げていくプロセスは、この仕事の醍醐味だと考えています。

金融グループの主な領域であるカスタマービジネスでは、お客様の業務に深く入り込み、その業務内容を理解した上で支援を行う必要があります。そのプロセスの中で、様々な人と関わっていくうちに人と人とのつながりを大切にすることを強く意識するようになりました。ユーザが「使いやすい」「仕事が楽になった」と感じてもらえるサービスを提供したいという思いが、私の中でどんどん強くなっています。業務上の課題を理解し、それを支援することを第一に考えるようになりました。
3年前に担当したお客様が退職する際、「石田さんがいてくれて良かった」と言っていただいたことがあります。自分の仕事が少しでもお客様の役に立てたと実感できる瞬間は、本当に嬉しかったです。

また、つながりの大切さを感じる瞬間は社内にもあります。私が担当するカスタマービジネスは、お客さまと強い関係を築く一方で、幅広いソリューションに対する知見が不足しがちです。そのため、ソリューションビジネスのメンバーに相談し、技術支援をいただいています。
一方、ソリューションビジネスでは、顧客の潜在的なニーズを直接得る機会が少ないため、カスタマービジネスからヒントを得て新たな製品のアイデアを創出することができます。
このように相互に補完し合いながら、会社全体で新たな価値を生み出すこのプロセスに、仕事の意義と面白さを強く実感しています。

インフォテックに入社する前に、社風や人柄に惹かれていましたが、実際に働いてみてもそのイメージ通りでした。上司はもちろん、他部門の社員も相談しやすく、困ったときには親身に話を聞いてくれるので、1人で抱え込むことなく仕事を進められています。私が転職する前に感じていた「お客様と楽しそうにしている」雰囲気の理由は、社内での働きやすさにあったのだと改めて分かりました。