私は主にデータベースの設計・構築・運用を中心にインフラ基盤を担当しています。
特に、業界シェア率トップのOracle社が提供するデータベース製品を扱っています。
前職でもデータベースエンジニアとして働いていたのですが、前職では下流工程が主であり、転職をきっかけに全ての工程に携わることができるようになりました。また、携わる工程だけでなく、任される範囲も増えました。現在では、PLも任され、チームメンバーと一緒にプロジェクトを進行できるようになり、転職で大きな目標を達成できました。

もちろん嬉しいことだけでなく、大変なこともあります。直近では、PLとしてスケジュール管理に苦戦しました。お客様から追加要件が出た場合、既存のスケジュールとの調整が必要になります。調整の過程でステークホルダー毎の様々な要望が発生する為、要望を満たすことと進捗に遅れを出さない事の両立が必要になります。
以前は個人のパフォーマンスで解消しようとしていましたが、PLの立場になるとチーム運営への影響もあるため、上司のアドバイスも頂きながらお客様の視点で相談や改善提案を行い調整課題の解消を行えるようになっています。

プロジェクトでは、計画変更が発生する事が度々あります。そのたびに作業重要度や緊急度を踏まえ優先順位を設定し、経緯や負担影響度の説明をメンバーが納得できるようにすることに努めております。

そこで気をつけたのは「業務の予定変更などの言いにくいことを、その変更の必要性とメンバー自身のスキルアップにつながる事をポジティブに伝え、いかに気持ちよく取り組んでもらうか」です。この観点に気づけたおかげで以前よりはるかに交渉力が身についたと感じています。